IContextMenu3 インターフェイス (shobjidl_core.h)

Shell オブジェクトに関連付けられたショートカット メニューを作成またはマージするメソッドを公開します。 クライアント オブジェクトが、所有者が描画したメニュー項目に関連付けられているメッセージを処理し、そのメッセージ処理から戻り値を受け入れることで IContextMenu2 を拡張できるようにします。

継承

IContextMenu3 インターフェイスは IContextMenu2 から継承されます。 IContextMenu3 には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IContextMenu3 インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IContextMenu3::HandleMenuMsg2

IContextMenu3 インターフェイスのクライアント オブジェクトが、所有者が描画したメニュー項目に関連付けられているメッセージを処理できるようにします。

注釈

このインターフェイスには、継承元の IContextMenu インターフェイスと IContextMenu2 インターフェイスのメソッドも用意されています。

実装するタイミング

ショートカット メニュー拡張機能でWM_MENUCHAR メッセージを処理する必要がある場合は、IContextMenu3 を実装します。

このメッセージは、IContextMenu3 インターフェイス ポインターの QueryInterface 呼び出しが成功した場合にのみ IContextMenu3::HandleMenuMsg2 に転送されます。これは、オブジェクトがこのインターフェイスをサポートしていることを示します。

使用するタイミング

このインターフェイスは直接呼び出しません。 IContextMenu3 は、アプリケーションがこのインターフェイスを認識していることを確認した場合にのみ、オペレーティング システムによって使用されます。
メモWindows Vista 以降。 Windows Vista より前のバージョンでは、このインターフェイスは Shlobj.h で宣言されていました。
 

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional、Windows XP [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー shobjidl_core.h (Shobjidl.h を含む)