CreateDIBPatternBrushPt 関数 (wingdi.h)

CreateDIBPatternBrushPt 関数は、デバイスに依存しないビットマップ (DIB) で指定されたパターンを持つ論理ブラシを作成します。

構文

HBRUSH CreateDIBPatternBrushPt(
  [in] const VOID *lpPackedDIB,
  [in] UINT       iUsage
);

パラメーター

[in] lpPackedDIB

BITMAPINFO 構造体の直後に 、ビットマップ のピクセルを定義するバイト配列で構成されるパックされた DIB へのポインター。

[in] iUsage

BITMAPINFO 構造体の bmiColors メンバーに有効なカラー テーブルが含まれているかどうかを指定し、有効な場合は、このカラー テーブルのエントリに明示的な赤、緑、青 (RGB) 値またはパレット インデックスが含まれているかどうかを指定します。 iUsage パラメーターは、次のいずれかの値である必要があります。

意味
DIB_PAL_COLORS
カラー テーブルが提供され、ブラシを選択するデバイス コンテキストの論理パレットに 16 ビット インデックスの配列で構成されます。
DIB_RGB_COLORS
カラー テーブルが提供され、リテラル RGB 値が含まれています。

戻り値

関数が成功した場合、戻り値は論理ブラシを識別します。

関数が失敗した場合は、返される値は NULL です。

注釈

ブラシは、塗りつぶされた図形の内部を塗りつぶすためにシステムが使用するビットマップです。

アプリケーションは、 CreateDIBPatternBrushPt を呼び出してブラシを作成した後、 SelectObject 関数を呼び出すことによって、任意のデバイス コンテキストにそのブラシを選択できます。

ブラシが不要になったら、 DeleteObject 関数を呼び出して削除します。

Icm: ブラシの作成時に色は行われません。 ただし、カラー管理は、ブラシが ICM 対応デバイス コンテキストに選択されている場合に実行されます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー wingdi.h (Windows.h を含む)
Library Gdi32.lib
[DLL] Gdi32.dll

こちらもご覧ください

BITMAPINFO

ブラシ関数

ブラシの概要

CreateDIBPatternBrush

CreateHatchBrush

CreatePatternBrush

CreateSolidBrush

DeleteObject

GetBrushOrgEx

Selectobject

SetBrushOrgEx