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カスタム破線の描画

Windows GDI+では、DashStyle 列挙体に一覧表示される複数のダッシュ スタイルが提供されます。 これらの標準のダッシュ スタイルがニーズに合わない場合は、カスタムダッシュ パターンを作成できます。

カスタムの破線を描画するには、ダッシュとスペースの長さを配列に配置し、配列のアドレスを引数として Pen オブジェクトの Pen::SetDashPattern メソッドに渡します。 次の例では、配列 {5、2、15、4} に基づいてカスタム破線を描画します。 配列の要素にペンの幅 5 を掛けると、{25、10、75、20} が得られます。 これにより、ダッシュが 25 と 75 の長さで交互に、スペースが 10 と 20 の長さで交互に表示されます。

REAL dashValues[4] = {5, 2, 15, 4};
Pen blackPen(Color(255, 0, 0, 0), 5);
blackPen.SetDashPattern(dashValues, 4);
stat = graphics.DrawLine(&blackPen, Point(5, 5), Point(405, 5));

結果として生成された破線を次の図に示します。 線が (405, 5) で終わるように、最後のダッシュは 25 ユニットより短くする必要があることにご注意ください。

illustration showing a dashed line; each segment is a short line followed by a long one