Share via


ファイル クリップを再生する方法

[MFPlay は、[要件] セクションで指定したオペレーティング システムで使用できます。 今後のバージョンでは変更されるか、利用できなくなる場合もあります。 ]

このトピックでは、再生の開始時刻と停止時間を設定して、MFPlay でメディア ファイルのセグメントを再生する方法について説明します。

ファイル クリップを再生するには

  1. IMFPMediaPlayer::CreateMediaItemFromURL または IMFPMediaPlayer::CreateMediaItemFromObject を呼び出して、ファイルのメディア 項目を作成します。
  2. 必要に応じて、「再生時間を取得する方法」の説明に従って、ファイル の合計期間を取得します
  3. IMFPMediaItem::SetStartStopPosition を呼び出して、開始時刻と停止時刻を設定します。 停止時間は、ファイルの期間を超えてはなりません。
  4. IMFPMediaPlayer::SetMediaItem を呼び出して再生を開始します。

次の例では、 CreateMediaItemFromURL のブロック バージョンを使用します。 非ブロッキング バージョンを使用する場合は、 CreateMediaItemFromURL の後に表示されるコードを 、MFP_EVENT_TYPE_MEDIAITEM_CREATED イベントのハンドラーに配置する必要があります。 MFPlay のイベントの詳細については、「 プレーヤーからのイベントの受信」を参照してください。

ファイルの期間を取得するために、この例では、「How to Get the Playback Duration」トピックに示されている関数を呼び出GetPlaybackDurationします。

HRESULT PlayMediaClip(
    IMFPMediaPlayer *pPlayer,
    PCWSTR pszURL,
    LONGLONG    hnsStart,
    LONGLONG    hnsEnd
    )
{
    IMFPMediaItem *pItem = NULL;
    PROPVARIANT varStart, varEnd;

    ULONGLONG hnsDuration = 0;

    HRESULT hr = pPlayer->CreateMediaItemFromURL(pszURL, TRUE, 0, &pItem);
    if (FAILED(hr))
    {
        goto done;
    }

    hr = GetPlaybackDuration(pItem, &hnsDuration);
    if (FAILED(hr))
    {
        goto done;
    }

    if ((ULONGLONG)hnsEnd > hnsDuration)
    {
        hnsEnd = hnsDuration;
    }

    hr = InitPropVariantFromInt64(hnsStart, &varStart);
    if (FAILED(hr))
    {
        goto done;
    }

    hr = InitPropVariantFromInt64(hnsEnd, &varEnd);
    if (FAILED(hr))
    {
        goto done;
    }

    hr = pItem->SetStartStopPosition(
        &MFP_POSITIONTYPE_100NS,
        &varStart,
        &MFP_POSITIONTYPE_100NS,
        &varEnd
        );
    if (FAILED(hr))
    {
        goto done;
    }

    hr = pPlayer->SetMediaItem(pItem);

done:
    SafeRelease(&pItem);
    return hr;
}

必要条件

MFPlay には Windows 7 が必要です。

オーディオ/ビデオ再生に MFPlay を使用する