WM_CANCELMODE メッセージ

マウス キャプチャなど、特定のモードを取り消すために送信されます。 たとえば、ダイアログ ボックスまたはメッセージ ボックスが表示されると、システムはこのメッセージをアクティブ ウィンドウに送信します。 また、特定の関数は、アクティブ ウィンドウかどうかに関係なく、指定されたウィンドウにこのメッセージを明示的に送信します。 たとえば、 EnableWindow 関数は、指定したウィンドウを無効にすると、このメッセージを送信します。

ウィンドウは、WindowProc 関数を介してこのメッセージを受け取ります。

#define WM_CANCELMODE                   0x001F

パラメーター

wParam

このパラメーターは使用されません。

lParam

このパラメーターは使用されません。

戻り値

型: LRESULT

アプリケーションでこのメッセージを処理する場合は、0 を返す必要があります。

解説

WM_CANCELMODE メッセージが送信されると、DefWindowProc 関数は標準スクロール バー入力の内部処理を取り消し、内部メニュー処理を取り消し、マウス キャプチャを解除します。

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー
Winuser.h (Windows.h を含む)

関連項目

参照

DefWindowProc

EnableWindow

ReleaseCapture

概念

Windows