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pragma autorecover

pragma autorecover プリプロセッサ コマンドは、リポジトリの回復時にコンパイルされるファイルの一覧に MOF ファイルを追加します。 自動バックアップ MOF ファイルの一覧は、次のレジストリ キーに格納されます。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\WBEM\CIMOM\autorecover mofs

WMI は、オペレーティング システムが WMI を起動したときに WMI リポジトリの整合性を確認します。 リポジトリが破損している場合、WMI はリポジトリを自動的に再構築し、レジストリ内のこのキーにリストされているすべての MOF ファイルを再コンパイルします。

pragma autorecover コマンドの構文を次に示します。

#pragma autorecover

ただし、このコマンドを使用する場合は、次の制限事項に従う必要があります。

  • WMI は、リモート コンピューターにある MOF ファイルを回復できません。

    そのため、このレジストリ キーにリストされている MOF ファイルは、ローカル コンピューターに存在する必要があります。

  • WMI で MOF ファイルを回復するときに MOF コンパイラが使用するコマンド ライン スイッチを指定することはできません。

    そのため、MOF ファイルに pragma コマンドを含める必要があります。これにより、コマンド ライン スイッチが不要になります。 次の例は、このレジストリ キーから MOF ファイルを回復するときに WMI が使用しない一般的なコマンド ライン スイッチを示しています: mofcomp -N:Root\Test mymof.mof

    ただし、MOF ファイルで pragma コマンドを使用すると、名前空間を指定できます。

    #pragma namespace ("\\\\.\\Root\\test")
    

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows Vista
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2008

関連項目

プリプロセッサ コマンド