ハンド フィジックス サービス — MRTK2

ハンド フィジックス拡張機能サービス

ハンド物理サービスによって、剛体の衝突イベントおよび多関節ハンドとの対話が可能になります。

拡張機能の有効化

拡張機能を有効にするには、RegisteredServiceProvider プロファイルを開きます。 Register a new Service Provider をクリックして、新しい構成を追加します。 [Component Type] (コンポーネントの種類) フィールドで、[HandPhysicsService] を選択します。 [Configuration Profile] (構成プロファイル) フィールドで、拡張機能に含まれる既定のハンド物理プロファイルを選択します。

プロファイルのオプション

ハンド物理レイヤー

インスタンス化された手の関節がアクセスするレイヤーを制御します。

既定では、サービスはレイヤー (0) を使用することになっていますが、ハンド物理オブジェクトごとに別々のレイヤーを使用することをお勧めします。 そうしないと、不要な衝突や不正確なレイキャストが発生する可能性があります。

指先のキネマティック ボディ プレハブ

インスタンス化する指先のプレハブを制御します。 サービスを想定どおりに機能させるには、プレハブに次のものが必要です。

  • isKinematic が有効になった剛体コンポーネント
  • コライダー
  • JointKinematicBody コンポーネント

手のひらのキネマティック ボディを使用する

サービスで手のひら関節のプレハブのインスタンス化を試行するかどうかを制御します。

手のひらのキネマティック ボディ プレハブ

UsePalmKinematicBody を有効にすると、このプレハブがインスタンス化されます。 FingerTipKinematicBodyPrefab と同様に、このプレハブには次のものが必要です。

  • isKinematic が有効になった剛体コンポーネント
  • コライダー
  • JointKinematicBody コンポーネント

サービスの使用方法

有効にしたら、任意のコライダーの IsTrigger プロパティを使用して、10 本すべての指 (および有効になっている場合は手のひら) から衝突イベントを受信します。