コードからの MSIX パッケージの構築

デスクトップ アプリケーションが現在開発中である場合は、MSIX Packaging Tool でインストーラーを生成して実行するのではなく、ビルド環境で MSIX パッケージを構築することをお勧めします。 Visual Studio 2017 バージョン 15.5 以降 (Visual Studio 2019 を含む) では、Windows アプリケーション パッケージ プロジェクトを使用して、アプリケーションの MSIX を生成できます。 Visual Studio で開発していない場合は、MSIX コマンド ライン ツールをビルド システムに統合して、アプリケーション バイナリを MSIX としてパッケージ化することができます。

UWP アプリケーションを開発している場合、Visual Studio では、アプリケーションのパッケージ化形式として既定で MSIX が使用されます。

トピック 説明
デスクトップ アプリをパッケージ化する前に理解しておくこと MSIX の要件とパッケージ化されたデスクトップ アプリの実行時の動作の背景情報。 デスクトップ アプリケーションの MSIX パッケージを作成する前に理解しておくと役に立ちます。 UWP アプリを構築している場合は、このセクションを省略できます。
Visual Studio でデスクトップ アプリまたは UWP アプリをパッケージ化する このセクションでは、Visual Studio でデスクトップ (Windows フォーム、WPF、Win32 など) または UWP アプリを MSIX としてパッケージ化する方法について説明します。
MSIX ビルドとデプロイの CI/CD パイプライン このセクションでは、Azure DevOps で CI/CD パイプラインを使用してビルドとデプロイのワークフローを自動化する方法について説明します。
コマンド ラインからのパッケージ化 このセクションでは、コマンド ライン ツールを使用してアプリを MSIX としてパッケージ化する方法について説明します。
MSIX アプリケーションを拡張する このセクションでは、拡張機能やオプション パッケージを使用してアプリケーションを拡張する方法を説明します。

最新の Windows 10 エクスペリエンスを追加する

デスクトップ アプリ用の MSIX パッケージを作成したら、UWP API、パッケージ拡張機能、および UWP コンポーネントを使用して、ライブ タイルや通知など、現代的で魅力的な Windows 10 エクスペリエンスを実現できます。

UWP API を使用した拡張

アプリをパッケージ化すると、ライブ タイルやプッシュ通知などの機能を追加できます。 このような機能の中には、ほとんど時間をかけずに追加して、アプリケーションのエンゲージメント レベルを大幅に向上できるものもあります。 もう少しコードの追加が必要になるものもあります。

デスクトップ アプリケーションで UWP API を使用する」をご覧ください。

パッケージ拡張機能との統合

アプリケーションをシステムと統合する必要がある場合 (ファイアウォール規則を確立する場合など)、アプリケーションのパッケージ マニフェストにそのことを記述すると、システムによって残りの処理が行われます。 これらのタスクのほとんどは、まったくコードを記述する必要がありません。 マニフェストに少し XML を追加するだけで、ユーザーがログオンしたときにプロセスを開始する、アプリケーションをエクスプローラーに統合する、他のアプリに表示される印刷先の一覧に対象アプリケーションを追加する、などの処理を行うことができます。

デスクトップ アプリケーションをパッケージ拡張機能と統合する」をご覧ください。

UWP コンポーネントによる拡張

一部の Windows 10 エクスペリエンス (タッチ対応 UI ページなど) は、最新のアプリ コンテナー内で実行する必要があります。 一般的に、UWP API を使用して既存のデスクトップ アプリケーションを強化することでエクスペリエンスを追加できるかどうかを、最初に判断する必要があります。 エクスペリエンスを実現するために UWP コンポーネントを使用する必要がある場合、ソリューションに UWP プロジェクトを追加すると、アプリ サービスを使用してデスクトップ アプリケーションと UWP コンポーネントの間で通信を行うことができます。

UWP コンポーネントによるデスクトップ アプリケーションの拡張」をご覧ください。