Windows 情報保護 (WIP) を使用する場合の推奨されるエンタープライズ クラウド リソースとニュートラル リソース ネットワークの設定

適用対象:

  • Windows 10 バージョン 1607 以降

Windows の各エディションでサポートされている機能について詳しくは、「Windows 10 エディションの比較」をご覧ください。

Windows Information Protection ポリシーを作成するときに、次の URL を Enterprise Cloud Resources および Neutral Resources ネットワーク設定に追加することをお勧めします。 Intuneを使用している場合は、SharePoint エントリが自動的に追加される可能性があります。

次の表は、組織内で使用しているアプリに応じて、エンタープライズ クラウド リソースのネットワーク設定に追加することが推奨される URL を示しています。

組織で使用しているアプリ エンタープライズ クラウド リソースのネットワーク設定に追加するエントリ
("contoso" は組織のドメイン名に置き換えてください)
Sharepoint Online - contoso.sharepoint.com
- contoso-my.sharepoint.com
- contoso-files.sharepoint.com
Viva Engage - www.yammer.com
- yammer.com
- persona.yammer.com
Outlook Web Access (OWA) - outlook.office.com
- outlook.office365.com
- attachments.office.net
Microsoft Dynamics contoso.crm.dynamics.com
Visual Studio Online contoso.visualstudio.com
Power BI contoso.powerbi.com
Microsoft Teams teams.microsoft.com
その他のOffice 365サービス - tasks.office.com
- protection.office.com
- meet.lync.com
- project.microsoft.com

他の作業専用アプリを Cloud Resource リストに追加することも、.exe ファイルのパッケージ アプリ ルールを作成して、アプリが作成または変更するすべてのファイルを保護することもできます。 アプリへのアクセス方法によっては、両方を追加することもできます。

Office 365エンドポイントについては、「OFFICE 365 URL と IP アドレス範囲」を参照してください。 Office 365 エンドポイントは毎月更新されます。 セクション番号 46 "Allow Required" に記載されているドメインを許可し、アプリも追加します。 officeapps.live.com のアプリは個人データを格納することもできます。

SharePoint Online または OneDrive から複数のファイルを選択すると、ファイルが集計され、URL が変更される可能性があります。 この場合は、2 番目のレベルのドメインのエントリを追加し、.svc.ms などのワイルドカードを使用します。

Windows 情報保護 (WIP) でニュートラル リソースのネットワーク設定を使用する場合は、次の URL を追加することをお勧めします。

  • login.microsoftonline.com
  • login.windows.net