Windows 情報保護 (WIP) で実行されているアプリのエンタープライズ コンテキストの確認
適用対象:
- Windows 10 バージョン 1607 以降
各 Windows エディションでサポートされている機能について詳しくは、「Windows 10 エディションの比較」をご覧ください。
タスク マネージャーでは、Windows 情報保護 (WIP) で実行しているアプリのコンテキストを表示して、組織のポリシーが正しく適用され、運用されていることを確認できます。
タスク マネージャーに [エンタープライズ コンテキスト] 列を表示する
タスク マネージャーの [詳細] タブに [エンタープライズ コンテキスト] 列を追加する必要があります。
アクティブな Windows Information Protection ポリシーが展開され、organizationで有効になっていることを確認します。
タスク マネージャー (taskmgr.exe) を開き、[詳細] タブをクリックします。列見出しの領域を右クリックし、[列の選択] をクリックします。
[列の選択] ボックスが表示されます。
下方向にスクロールして [エンタープライズ コンテキスト] オプションをオンにし、[OK] をクリックしてボックスを閉じます。
[エンタープライズ コンテキスト] 列がタスク マネージャーで利用できるようになります。
エンタープライズ コンテキストを確認する
[エンタープライズ コンテキスト] 列には、各アプリがエンタープライズ データで実行できる作業が示されます。
ドメイン名: 従業員の作業ドメイン名 (corp.contoso.com など) が表示されます。 このアプリは業務関連のアプリとして扱われ、業務用のデータやリソースに自由にアクセスして開くことができます。
[Personal] (個人用): "Personal" (個人用) というテキストが表示されます。 このアプリは業務に関連のないアプリとして扱われ、業務用のデータやリソースに一切アクセスできません。
[Exempt] (適用除外): "Exempt" (適用除外) というテキストが表示されます。 Windows Information Protection ポリシーは、これらのアプリ (システム コンポーネントなど) には適用されません。
重要
エンタープライズ対応アプリは、その時点でアクセスしているデータに応じて、業務用と個人用が切り替わります。 たとえば、Microsoft Word 2016 は、従業員が個人的な手紙を読むときは [Personal] (個人用) と表示されますが、同じ従業員が会社の財務資料を開くときは業務用に変わります。
フィードバック
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