データ バインディング

データ バインディングは、アプリの UI でデータを表示し、必要に応じてそのデータとの同期を保つ方法です。 データ バインディングによって、UI の問題からデータの問題を切り離すことができるため、概念的なモデルが簡素化されると共に、アプリの読みやすさ、テストの容易性、保守容易性が向上します。 マークアップでは、{{x:Bind}} マークアップ拡張{{Binding}} マークアップ拡張のいずれを使うかを選択できます。 また、同じアプリや同じ UI 要素で、この 2 つを組み合わせて使うこともできます。 {x:Bind} は Windows 10 の新機能で、パフォーマンスが向上しています。

トピック 説明
データバインディングの概要 このトピックでは、ユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) アプリで、コントロール (または他の UI 要素) を単一の項目にバインドする方法や、項目コントロールを項目のコレクションにバインドする方法を説明します。 また、項目のレンダリングを制御する方法、選択内容に基づいて詳細ビューを実装する方法、表示するデータを変換する方法も紹介します。 詳しくは、「データ バインディングの詳細」をご覧ください。
データ バインディングの詳細 このトピックでは、データ バインディングの機能について詳しく説明します。
デザイン サーフェイス上のサンプル データとプロトタイプを作るためのサンプル データ アプリのレイアウト、テンプレート、その他の視覚的なプロパティを操作するためにコントロールに Visual Studio Designer にデータを設定するには、さまざまな方法で設計時のサンプル データを使うことができます。 またサンプル データは、スケッチ (プロトタイプ) アプリを開発する場合にも便利で、時間の節約になります。 スケッチやプロトタイプで実行時にサンプル データを使うと、実際のライブ データに接続しなくてもアイデアを実証できます。
階層データをバインドしてマスター/詳細ビューを作る方法 チェーン内でバインドされた CollectionViewSource インスタンスに項目コントロールをバインドすることによって、階層データの複数レベルのマスター/詳細 (リスト/詳細とも呼ばれる) ビューを作成することができます。
データ バインディングと MVVM このトピックでは、Model-View-ViewModel (MVVM) UI アーキテクチャの設計パターンについて説明します。 データ バインディングは MVVM の中核に位置し、これにより UI コードと UI 以外のコードの間の疎結合が実現されます。