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defaultbind 属性

[defaultbind] 属性は、オブジェクトを最もよく表す単一のバインド可能なプロパティを示します。

[
    interface-attribute-list
] 
interface | dispinterface interface-name 
{
    [bindable, defaultbind [, attribute-list]] returntype function-name(params)
}

パラメーター

interface-attribute-list

インターフェイス全体に適用される 1 つ以上の属性の一覧を指定します。 複数のインターフェイス属性が存在する場合は、コンマで区切る必要があります。

interface-name

インターフェイスの名前を指定します。

attribute-list

関数に適用される 1 つ以上の属性の一覧を指定します。 複数のインターフェイス属性が存在する場合は、コンマで区切る必要があります。

returntype

関数の戻り値の型を指定します。

function-name

[defaultbind] 属性を適用する関数の名前を指定します。

params

関数パラメーターの一覧。

解説

[defaultbind] 属性を持つプロパティには、[bindable] 属性も必要です。 [defaultbind] 属性を持つことは、インターフェイスまたはディスパッチインターフェイス内の 1 つのプロパティのみです。

この属性は、オブジェクトのプロパティにバインドするのではなく、オブジェクトへのバインドを含むユーザー モデルを持つコンテナーで使用されます。 オブジェクトはデータ バインディングをサポートできますが、この属性を持つものではありません。

Flags

FUNCFLAG_FDEFAULTBIND、VARFLAG_FDEFAULTBIND

[
    uuid(12345678-1234-1234-1234-123456789ABC)
] 
interface MyObject : IUnknown
{
    properties:
    methods:
        [id(1), propget, bindable, 
         defaultbind, displaybind] long Size(void);

        [id(1), propput, bindable, 
         defaultbind, displaybind] HRESULT Size([in]long lSize);
}

関連項目

bindable

MIDL を使用したタイプ ライブラリの生成

ODL ファイルの例

ODL ファイルの構文

TYPEFLAGS