次の方法で共有


Session オブジェクト (WSManDisp.h)

操作とセッション設定を定義します。 Windows リモート管理操作では、リモート コンピューター、基本管理コントローラー (BMC)、またはローカル コンピューターに接続するセッションを作成する必要があります。 WinRM ネットワーク操作には、データの取得、書き込み、または列挙、またはメソッドの呼び出しが含まれます。 Session オブジェクトのメソッドは、WS-Management プロトコルで定義されている基本的な操作をミラーします。

メンバー

Session オブジェクトには次の種類のメンバーがあります。

メソッド

Session オブジェクトには次のメソッドがあります。

方法 説明
作成 リソースの新しいインスタンスを作成し、新しいオブジェクトの URI を返します。
削除 リソース URI で指定されたリソースを削除します。
[列挙] コレクション、テーブル、またはメッセージ ログ リソースを列挙します。
取得 サービスからリソースを取得し、リソースの現在のインスタンスの XML 表現を返します。
識別 リモート コンピューターに対してクエリを実行して、WS-Management プロトコルをサポートしているかどうかを判断します
Invoke メソッド呼び出しの結果を返すメソッドを呼び出します。
置く リソースを更新します。

プロパティ

Session オブジェクトには次のプロパティがあります。

プロパティ アクセスの種類 説明
BatchItems
読み取り/書き込み
各列挙バッチ内の項目数を設定および取得します。 列挙中にこの値を変更することはできません。 既定では、既定値は無制限の数の項目です。 リソース プロバイダーが制限を設定する場合があります。
エラー
読み取り専用
XML ストリーム内の追加のエラー情報を取得します。
タイムアウト
読み取り/書き込み
クライアント アプリケーションが待機する最大時間 (ミリ秒単位) を設定して取得します。

注釈

Session オブジェクトは、IWSManSession インターフェイスに対応します。

次の VBScript コード例は 、Session オブジェクトを作成する方法を示しています。

' Create a WSMan object.
Dim objWsman 
Set objWsman = CreateObject( "WSMAN.Automation" )

' Create Session object.
Dim objSession
Set objSession = objWsman.CreateSession

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows Vista
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2008
Header
WSManDisp.h
IDL
WSManDisp.idl
ライブラリ
WSManDisp.tlb
[DLL]
WSMAuto.dll

こちらもご覧ください

WinRM スクリプト API

Windows リモート管理について

Windows リモート管理の使用

Windows リモート管理でのスクリプト作成

ローカル コンピューターからのデータの取得

リモート コンピューターからのデータの取得