ICertEncodeDateArray インターフェイス (certenc.h)

ICertEncodeDateArray インターフェイスには、証明書拡張機能で使用される Date 配列を処理するためのメソッドが用意されています。

証明書拡張機能は、ポリシー モジュールによってインスタンス化された拡張機能ハンドラー COM オブジェクトに格納されている Date 配列を使用して作成できます。 配列内の各要素は Date 値です。

このインターフェイスは、主にカスタム拡張機能をエンコードするためのデモとして提供されます。 プラットフォーム ソフトウェア開発キット (SDK) の Certificate Services サンプル プログラムには、このインターフェイスのソース コードが含まれています。

ICertEncodeDateArray は Certenc.h で定義されています。 ただし、プログラムを作成するときは、インクルード ファイルとして Certsrv.h を使用します。 Certenc.dll は 、ICertEncodeDateArray インターフェイスを 提供します。 このインターフェイスの型情報は、プラットフォーム SDK に付属する Certencl.dll にも含まれています。

Certificate Services インターフェイスは、アパートメント スレッディング モデルとフリー スレッド モデルの両方をサポートします。 スループットを向上させるために、無料スレッド処理をお勧めします。

継承

ICertEncodeDateArray インターフェイスは、IDispatch インターフェイスから継承されます。 ICertEncodeDateArray には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

ICertEncodeDateArray インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
ICertEncodeDateArray::D ecode

抽象構文表記 1 (ASN.1) でエンコードされた日付配列をデコードし、結果の日付値の配列を CertEncodeDateArray オブジェクトに格納します。
ICertEncodeDateArray::Encode

このオブジェクトに格納されている日付配列の抽象構文表記 1 (ASN.1) エンコード文字列を返します。
ICertEncodeDateArray::GetCount

オブジェクトの DATE 配列内の DATE 値の数を返します。
ICertEncodeDateArray::GetValue

DATE 配列から指定した日付を返します。
ICertEncodeDateArray::Reset

このオブジェクトの DATE 配列のサイズを指定します。
ICertEncodeDateArray::SetValue

DATE 配列の指定したインデックス位置に DATE 値を設定します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント サポートなし
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー certenc.h (Certsrv.h を含む)