IEnumCERTVIEWCOLUMN::GetDisplayName メソッド (certview.h)

GetDisplayName メソッドは、列列挙シーケンス内の現在の列のローカライズされた名前を取得します。

構文

HRESULT GetDisplayName(
  [out] BSTR *pstrOut
);

パラメーター

[out] pstrOut

列のローカライズされた名前を含む BSTR 型の変数へのポインター。

戻り値

C++

メソッドが成功した場合、メソッドは S_OKを返し、 pstrOut パラメーターには列のローカライズされた名前が含まれます。

このメソッドを使用するには、 BSTR 型の変数を作成し、変数を NULL に設定し、この変数のアドレス を pstrOut として渡します。 BSTR の使用が完了したら、SysFreeString 関数を呼び出して解放します。

メソッドが失敗した場合は、エラーを示す HRESULT 値を返します。 一般的なエラー コードの一覧については、「 共通 HRESULT 値」を参照してください。

VB

戻り値は、列のローカライズされた名前を含む 文字列 です。

解説

このメソッドは、列列挙シーケンスによって現在参照されている列のローカライズされた名前を取得するために使用されます。

列列挙シーケンスが有効な列を参照していない場合、 GetDisplayName は失敗します。 列挙型内を移動するには、次のいずれかのメソッドを使用します。

BSTR     bstrDisplay = NULL;
HRESULT  hr;

// pEnumCol is previously instantiated IEnumCERTVIEWCOLUMN object.
hr = pEnumCol->GetDisplayName(&bstrDisplay);
if (S_OK == hr)
    printf("Column name is %ws\n", bstrDisplay);

// Done processing, clear resources.
if (NULL != bstrDisplay)
    SysFreeString(bstrDisplay);

要件

   
サポートされている最小のクライアント サポートなし
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー certview.h (Certsrv.h を含む)
Library Certidl.lib
[DLL] Certadm.dll

関連項目

IEnumCERTVIEWCOLUMN

IEnumCERTVIEWCOLUMN::Next

IEnumCERTVIEWCOLUMN::Reset

IEnumCERTVIEWCOLUMN::Skip