IEnumCERTVIEWROW::EnumCertViewAttribute メソッド (certview.h)

[アーティクル]
08/22/2023

EnumCertViewAttribute メソッドは、行列挙シーケンスの現在の行の属性列挙シーケンスのインスタンスを取得します。

構文

HRESULT EnumCertViewAttribute(
  [in]  LONG                   Flags,
  [out] IEnumCERTVIEWATTRIBUTE **ppenum
);

パラメーター

[in] Flags

C++	LONG 値。ゼロを指定してください。
VB	長整数型 (Long) の値。ゼロを指定してください。

[out] ppenum

IEnumCERTVIEWATTRIBUTE 型のポインターへのポインター。このメソッドが正常に完了すると、 ppenum は IEnumCERTVIEWATTRIBUTE 型のポインターに設定されます。

戻り値

C++

メソッドが成功した場合、メソッドは S_OKを返します。

メソッドが失敗した場合は、エラーを示す HRESULT 値を返します。一般的なエラーコードの一覧については、「共通 HRESULT 値」を参照してください。

VB

戻り値は属性列挙シーケンスオブジェクトです。

注釈

この呼び出しによって取得された属性列挙シーケンスを使用して、現在の行の証明書に関連付けられている属性を列挙できます。この列挙には、 IEnumCERTVIEWATTRIBUTE インターフェイスのメソッドを使用してアクセスできます。

別の行を参照するには、次のいずれかのメソッドを呼び出して、行列挙シーケンス内を移動します。

IEnumCERTVIEWROW::Reset: 列挙シーケンスの先頭に移動します。
IEnumCERTVIEWROW::Next: 列挙シーケンス内の次の行に移動します。
IEnumCERTVIEWROW::Skip: 指定された行数をスキップします。

例

// pEnumRow is previously instantiated pointer to IEnumCERTVIEWROW
HRESULT                  hr;
LONG                     Index;
IEnumCERTVIEWATTRIBUTE * pEnumAttr = NULL;

// obtain enumerator for attributes
hr = pEnumRow->EnumCertViewAttribute(0, &pEnumAttr);
if (FAILED(hr))
{
    printf("Failed EnumCertViewAttribute - %x\n", hr);
    goto error;
}
// enumerate each attribute
while (S_OK == pEnumAttr->Next(&Index))
{
    // Use this attribute as needed.
}
error:

// Free resources.
if (NULL != pEnumAttr)
    pEnumAttr->Release();

要件

要件	値
サポートされている最小のクライアント	サポートなし
サポートされている最小のサーバー	Windows Server 2003 (デスクトップアプリのみ)
対象プラットフォーム	Windows
ヘッダー	certview.h (Certsrv.h を含む)
Library	Certidl.lib
[DLL]	Certadm.dll