IEnumCERTVIEWROW::EnumCertViewExtension メソッド (certview.h)

[アーティクル]
03/05/2024

EnumCertViewExtension メソッドは、行列挙シーケンスの現在の行の拡張列挙シーケンスのインスタンスを取得します。

構文

HRESULT EnumCertViewExtension(
  [in]          LONG                   Flags,
  [out, retval] IEnumCERTVIEWEXTENSION **ppenum
);

パラメーター

[in] Flags

C++	LONG 値。ゼロを指定してください。
VB	長整数型 (Long) の値。ゼロを指定してください。

[out, retval] ppenum

IEnumCERTVIEWEXTENSION 型のポインターへのポインター。

戻り値

C++

メソッドが成功した場合、メソッドは S_OKを返します。

メソッドが失敗した場合は、エラーを示す HRESULT 値を返します。一般的なエラーコードの一覧については、「共通 HRESULT 値」を参照してください。

VB

戻り値は、拡張列挙シーケンスオブジェクトです。

注釈

この呼び出しによって取得された拡張列挙シーケンスを使用して、現在の行の証明書に関連付けられている拡張機能を列挙できます。この列挙には、 IEnumCERTVIEWEXTENSION インターフェイスのメソッドを使用してアクセスできます。

別の行を参照するには、次のいずれかのメソッドを呼び出して、行列挙シーケンス内を移動します。

IEnumCERTVIEWROW::Reset: 列挙シーケンスの先頭に移動します。
IEnumCERTVIEWROW::Next: 列挙シーケンス内の次の行に移動します。
IEnumCERTVIEWROW::Skip: 指定された行数をスキップします。

例

// pEnumRow is previously instantiated pointer to IEnumCERTVIEWROW.
LONG       Index;
HRESULT    hr;
IEnumCERTVIEWEXTENSION * pEnumExt = NULL;
// Obtain enumerator for extensions.
hr = pEnumRow->EnumCertViewExtension(0, &pEnumExt);
if (FAILED(hr))
{
    printf("Failed EnumCertViewExtension - %x\n", hr);
    goto error;
}
// Enumerate each extension.
while (S_OK == pEnumExt->Next(&Index))
{
    // Use this extension as needed.
}
error:

// Free resources.
if (NULL != pEnumExt)
    pEnumExt->Release();

要件

要件	値
サポートされている最小のクライアント	サポートなし
サポートされている最小のサーバー	Windows Server 2003 (デスクトップアプリのみ)
対象プラットフォーム	Windows
ヘッダー	certview.h (Certsrv.h を含む)
Library	Certidl.lib
[DLL]	Certadm.dll