TreeView_SelectSetFirstVisible マクロ (commctrl.h)

ツリー ビュー コントロールを垂直方向にスクロールして、指定した項目が確実に表示されるようにします。 可能であれば、指定した項目は、コントロールのウィンドウの上部にある最初に表示される項目になります。 このマクロまたは TreeView_Select マクロを使用することも、 TVM_SELECTITEM メッセージを明示的に送信することもできます。

構文

void TreeView_SelectSetFirstVisible(
   hwnd,
   hitem
);

パラメーター

hwnd

種類: HWND

ツリー ビュー コントロールへのハンドル。

hitem

型: HTREEITEM

項目へのハンドル。 hitem パラメーターが NULL の場合、コントロールは選択された項目を持たないことを設定します。

戻り値

なし

解説

ツリー ビュー コントロールには、ウィンドウに収まる数の項目が表示されます。 指定した項目がコントロールの項目階層の下部に近い場合、ウィンドウに収まる項目の数によっては、最初に表示される項目にならない場合があります。

指定した項目が折りたたまれた親アイテムの子である場合、親の子項目のリストが展開され、指定した項目が表示されます。 この場合、親ウィンドウは TVN_ITEMEXPANDINGTVN_ITEMEXPANDED 通知コードを受け取ります。

TreeView_SelectSetFirstVisible マクロの使用は、フラグ パラメーターが TVGN_FIRSTVISIBLE 値に設定されたTVM_SELECTITEM メッセージを送信することと同じです。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー commctrl.h