NMCBEENDEDITA 構造体 (commctrl.h)

ComboBoxEx コントロール内の編集操作の終了に関する情報を格納します。 この構造体は、CBEN_ENDEDIT通知コードと共 使用されます。

構文

typedef struct {
  NMHDR hdr;
  BOOL  fChanged;
  int   iNewSelection;
  char  szText[CBEMAXSTRLEN];
  int   iWhy;
} NMCBEENDEDITA, *LPNMCBEENDEDITA, *PNMCBEENDEDITA;

メンバー

hdr

種類: NMHDR

通知コードに関する情報を含む NMHDR 構造体。

fChanged

種類: BOOL

コントロールの編集ボックスの内容が変更されたかどうかを示す値。 この値は、内容が変更された場合は 0 以外、それ以外の場合は 0 です。

iNewSelection

型: int

編集操作の完了後に選択される項目の 0 から始まるインデックス。 項目が選択されない場合は、この値をCB_ERRできます。

szText[CBEMAXSTRLEN]

種類: TCHAR

コントロールの編集ボックス内のテキストを含む、0 で終わる文字列。

iWhy

型: int

CBEN_ENDEDIT通知コードを生成したアクションを示す 値です。 この値は、次のいずれかです。

意味
CBENF_DROPDOWN
ユーザーがドロップダウン リストをアクティブ化しました。
CBENF_ESCAPE
ユーザーが Esc キーを押しました。
CBENF_KILLFOCUS
編集ボックスがキーボード フォーカスを失いました。
CBENF_RETURN
ユーザーは Enter キーを押して編集操作を完了しました。

解説

注意

commctrl.h ヘッダーは、UNICODE プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択するエイリアスとして NMCBEENDEDIT を定義します。 エンコードに依存しないエイリアスをエンコードニュートラルでないコードと組み合わせて使用すると、コンパイルまたはランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「 関数プロトタイプの規則」を参照してください。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
Header commctrl.h