ISendMethodEvents インターフェイス (comsvcs.h)

それを実装するオブジェクトのメソッドが呼び出されるか、呼び出しから返されるたびにサブスクライバーに通知するイベント クラスについて説明します。 イベントは、 COM+ カタログのイベント ストアに異なる発行元からのイベント情報を格納する疎結合イベント システムである COM+ Events サービスを使用してサブスクライバーに発行されます。

継承

ISendMethodEvents インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 ISendMethodEvents には、 次の種類のメンバーもあります。

メソッド

ISendMethodEvents インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
ISendMethodEvents::SendMethodCall

コンポーネント インターフェイスを介してメソッドが呼び出されたときに生成されます。
ISendMethodEvents::SendMethodReturn

コンポーネント インターフェイスを介して呼び出されたメソッドが呼び出し元に制御を返したときに生成されます。

解説

COM+ トラッカー プロパティにメソッド イベントを送信するには、それに対するハンドルを取得する必要があり、次のように定義されている GUID を取得する必要があります。

GUID guidTrkPropPolicy = {0xecabaeb3, 0x7f19, 0x11d2, {0x97, 0x8e, 0x00, 0x00, 0xf8, 0x75, 0x7e, 0x2a}}

COM+ トラッカー プロパティのハンドルを取得するには、この GUID に等しい rGuid 引数を設定して IContext::GetProperty メソッドを呼び出します。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー comsvcs.h

関連項目

COM+ イベント