DD_GETSCANLINEDATA 構造体 (ddrawint.h)

DD_GETSCANLINEDATA構造体には、クエリを実行して現在のスキャン行の番号を返すために必要なメンバーが含まれています。

構文

typedef struct _DD_GETSCANLINEDATA {
  PDD_DIRECTDRAW_GLOBAL lpDD;
  DWORD                 dwScanLine;
  HRESULT               ddRVal;
  VOID                  *GetScanLine;
} *PDD_GETSCANLINEDATA, DD_GETSCANLINEDATA;

メンバー

lpDD

ドライバーのデバイスを記述する DD_DIRECTDRAW_GLOBAL 構造体を指します。

dwScanLine

ドライバーが現在のスキャン行の番号を返す場所を指定します。 詳細については、次の「解説」を参照してください。

ddRVal

ドライバーが DdGetScanLine コールバックの戻り値を書き込む場所を指定します。 DD_OKのリターン コードは成功を示します。 詳細については、「 DirectDraw の戻り値」を参照してください。

GetScanLine

Microsoft DirectDraw API によって使用され、ドライバーで入力しないでください。

解説

dwScanLine で返されるスキャン行の値は、0 以上で N 未満である必要があります。N は、表示されるスキャン行の数と垂直空白時に発生するスキャン行の数の合計です。 たとえば、ディスプレイが 640 x 480 の解像度で動作し、垂直ブランク時に 12 本のスキャン行がある場合、 GetScanLine に返される値の範囲は 0 から 491 です。

要件

   
Header ddrawint.h (Winddi.h を含む)

関連項目

DdGetScanLine