IDMLCommandRecorder インターフェイス (directml.h)

DirectML のレコードディスパッチが Direct3D 12 コマンド リストにディスパッチされます。 IDMLCommandRecorder インターフェイスは、IDMLDeviceChild から継承されます。

コマンド レコーダーはステートレス オブジェクトであり、その目的は Direct3D 12 コマンド リストにコマンドを記録することです。 DirectML では、コマンド リスト、コマンド アロケーター、コマンド キューは作成されません。GPU で実行するための作業を直接送信することもありません。 代わりに、アプリケーションは独自のコマンド リストとキューを管理し、 IDMLCommandRecorder を使用して既存のコマンド リストに作業を記録します。 その後、任意のキューでコマンド リストを実行する必要があります。

このオブジェクトはスレッド セーフです。

継承

IDMLCommandRecorder インターフェイスは、IDMLDeviceChild インターフェイスから継承されます。

メソッド

IDMLCommandRecorder インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IDMLCommandRecorder::RecordDispatch

ディスパッチ可能オブジェクト (演算子初期化子、またはコンパイルされた演算子) の実行をコマンド リストに記録します。

要件

   
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー directml.h

こちらもご覧ください

IDMLDeviceChild