DML_ELEMENT_WISE_ATAN_YX_OPERATOR_DESC 構造体 (directml.h)

ATensorBTensor の各要素の 2 引数アークタンジェントを計算します。ここで、ATensorY 軸BTensorX 軸で、OutputTensor の対応する要素に結果を配置します。 この演算子は、原点に対して未定義です (つまり、 ATensorBTensor の両方が対応する要素に対して 0 の場合)。

GRU_Forward

f(y, x) = atan2(y, x)

この演算子はインプレース実行をサポートします。つまり、バインド中に出力テンソルが ATensor または BTensor の別名として許可されます。

構文

struct DML_ELEMENT_WISE_ATAN_YX_OPERATOR_DESC {
  const DML_TENSOR_DESC *ATensor;
  const DML_TENSOR_DESC *BTensor;
  const DML_TENSOR_DESC *OutputTensor;
};

メンバー

ATensor

型: const DML_TENSOR_DESC*

Y 軸の値を読み取る入力テンソル。

BTensor

型: const DML_TENSOR_DESC*

X 軸の値を読み取る入力テンソル。

OutputTensor

型: const DML_TENSOR_DESC*

結果を書き込む出力テンソル。

注釈

可用性

この演算子は、 で DML_FEATURE_LEVEL_3_1導入されました。

テンソル制約

ATensorBTensorおよび OutputTensor には、同じ DataTypeDimensionCount、および サイズが必要です。

Tensor のサポート

テンソル 種類 サポートされているディメンション数 サポートされるデータ型
ATensor 入力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16
BTensor 入力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16
OutputTensor 出力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows ビルド 22000
サポートされている最小のサーバー Windows ビルド 22000
Header directml.h