DML_ELEMENT_WISE_CONSTANT_POW_OPERATOR_DESC 構造体 (directml.h)

InputTensor の各要素を Exponent の累乗に上げ、結果を OutputTensor の対応する要素に配置します。

f(x) = pow(x, Exponent)

負の基底は整数指数でサポートされます。それ以外の場合、この演算子は NaN を返します。

この演算子はインプレース実行をサポートしています。つまり、バインド中に OutputTensorInputTensor の別名を指定できます。

構文

struct DML_ELEMENT_WISE_CONSTANT_POW_OPERATOR_DESC {
  const DML_TENSOR_DESC *InputTensor;
  const DML_TENSOR_DESC *OutputTensor;
  const DML_SCALE_BIAS  *ScaleBias;
  FLOAT                 Exponent;
};

メンバー

InputTensor

型: const DML_TENSOR_DESC*

読み取る入力テンソル。

OutputTensor

型: const DML_TENSOR_DESC*

結果を書き込む出力テンソル。

ScaleBias

型: _Maybenull_ const DML_SCALE_BIAS*

入力に適用するスケールとバイアス (省略可能)。 存在する場合、この演算子を計算する前に、各入力要素に関数g(x) = x * scale + biasを適用する効果があります。

Exponent

型: FLOAT

すべての入力が発生する指数。

注釈

2 番目のテンソルを指数として受け入れる POW 演算子 DML_ELEMENT_WISE_POW_OPERATOR_DESCも参照してください。

要件

要件
Header directml.h

こちらもご覧ください

DML_ELEMENT_WISE_POW_OPERATOR_DESC

可用性

この演算子は、 で DML_FEATURE_LEVEL_1_0導入されました。

テンソル制約

InputTensorOutputTensor には、同じ DataTypeDimensionCount、および サイズが必要です。

Tensor のサポート

DML_FEATURE_LEVEL_3_0以上

テンソル 種類 サポートされているディメンション数 サポートされるデータ型
InputTensor 入力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16
OutputTensor 出力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16

DML_FEATURE_LEVEL_1_0以降

テンソル 種類 サポートされているディメンション数 サポートされるデータ型
InputTensor 入力 4 FLOAT32、FLOAT16
OutputTensor 出力 4 FLOAT32、FLOAT16