DML_ELEMENT_WISE_MODULUS_FLOOR_OPERATOR_DESC構造体 (directml.h)

入力テンソルの対応する要素のペアごとに、Python の剰余と同じ結果で剰余を計算し、 OutputTensor の対応する要素に結果を配置します。

商は -inf に丸められるので、結果は除数と同じ符号を持つことになります。

f(a, b) = a - (b * floor(a / b))

この演算子はインプレース実行をサポートしています。つまり、 OutputTensor は、バインド中に入力テンソルの 1 つにエイリアスを設定できます。

構文

struct DML_ELEMENT_WISE_MODULUS_FLOOR_OPERATOR_DESC {
  const DML_TENSOR_DESC *ATensor;
  const DML_TENSOR_DESC *BTensor;
  const DML_TENSOR_DESC *OutputTensor;
};

メンバー

ATensor

型: const DML_TENSOR_DESC*

左側の入力を含むテンソル。

BTensor

型: const DML_TENSOR_DESC*

右側の入力を含むテンソル。

OutputTensor

型: const DML_TENSOR_DESC*

結果を書き込む出力テンソル。

可用性

この演算子は で DML_FEATURE_LEVEL_2_1導入されました。

テンソル制約

ATensorBTensorおよび OutputTensor には、同じ DataTypeDimensionCount、および Sizes が必要です。

Tensor のサポート

DML_FEATURE_LEVEL_6_0以上

テンソル 種類 サポートされているディメンション数 サポートされるデータ型
ATensor 入力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16、INT64、INT32、INT16、INT8、UINT64、UINT32、UINT16、UINT8
BTensor 入力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16、INT64、INT32、INT16、INT8、UINT64、UINT32、UINT16、UINT8
OutputTensor 出力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16、INT64、INT32、INT16、INT8、UINT64、UINT32、UINT16、UINT8

DML_FEATURE_LEVEL_3_0以上

テンソル 種類 サポートされているディメンション数 サポートされるデータ型
ATensor 入力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16、INT32、INT16、INT8、UINT32、UINT16、UINT8
BTensor 入力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16、INT32、INT16、INT8、UINT32、UINT16、UINT8
OutputTensor 出力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16、INT32、INT16、INT8、UINT32、UINT16、UINT8

DML_FEATURE_LEVEL_2_1以上

テンソル 種類 サポートされているディメンション数 サポートされるデータ型
ATensor 入力 4 FLOAT32、FLOAT16、INT32、INT16、INT8、UINT32、UINT16、UINT8
BTensor 入力 4 FLOAT32、FLOAT16、INT32、INT16、INT8、UINT32、UINT16、UINT8
OutputTensor 出力 4 FLOAT32、FLOAT16、INT32、INT16、INT8、UINT32、UINT16、UINT8

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 10 ビルド 20348
サポートされている最小のサーバー Windows 10 ビルド 20348
Header directml.h