IDWriteTextLayout::HitTestTextPosition メソッド (dwrite.h)

アプリケーションは、この関数を呼び出して、テキストの位置と位置の論理側を指定して、レイアウト ボックスの左上を基準としたピクセル位置を取得します。 この関数は通常、現在のテキスト編集位置に対応する位置にキャレットが描画されるテキストのキャレット配置の一部として使用されます。 また、UI オートメーションで特定のテキスト位置のジオメトリをプログラムで取得する方法としても使用できます。

構文

HRESULT HitTestTextPosition(
        UINT32                  textPosition,
        BOOL                    isTrailingHit,
  [out] FLOAT                   *pointX,
  [out] FLOAT                   *pointY,
  [out] DWRITE_HIT_TEST_METRICS *hitTestMetrics
);

パラメーター

textPosition

型: UINT32

ピクセルの位置を取得するために使用されるテキスト位置。

isTrailingHit

種類: BOOL

ピクセルの位置が、指定したテキスト位置の先頭と末尾のどちらであるかを示すブール値フラグ。

[out] pointX

型: FLOAT*

このメソッドが戻るときに、レイアウト ボックスの左上の位置を基準にして、出力ピクセル位置 X を格納します。

[out] pointY

型: FLOAT*

このメソッドから制御が戻るときに、レイアウト ボックスの左上の位置を基準とした出力ピクセル位置 Y が格納されます。

[out] hitTestMetrics

種類: DWRITE_HIT_TEST_METRICS*

このメソッドが戻るときに、 には、指定したテキスト位置を完全に囲む出力ジオメトリが含まれます。

戻り値

型: HRESULT

このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 7、Windows Vista SP2 と Windows Vista 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008 SP2 および Windows Server 2008 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー dwrite.h
Library Dwrite.lib
[DLL] Dwrite.dll

こちらもご覧ください

IDWriteTextLayout