SpAddCredentialsFn コールバック関数 (ntsecpkg.h)

セキュリティ プリンシパルの資格情報を追加するために使用します。

構文

SpAddCredentialsFn Spaddcredentialsfn;

NTSTATUS Spaddcredentialsfn(
  [in]  LSA_SEC_HANDLE CredentialHandle,
  [in]  PUNICODE_STRING PrincipalName,
  [in]  PUNICODE_STRING Package,
  [in]  ULONG CredentialUseFlags,
  [in]  PVOID AuthorizationData,
        PVOID GetKeyFunciton,
  [in]  PVOID GetKeyArgument,
  [out] PTimeStamp ExpirationTime
)
{...}

パラメーター

[in] CredentialHandle

追加する資格情報のハンドル。

[in] PrincipalName

省略可能。 資格情報 を追加 する セキュリティ プリンシパル の名前を含むUNICODE_STRING構造体へのポインター。

[in] Package

認証パッケージの名前を含む UNICODE_STRING 構造体へのポインター。

[in] CredentialUseFlags

資格情報の使用方法を示すフラグ。 次の値が有効です。

意味
SECPKG_CRED_INBOUND
資格情報は AcceptSecurityContext (General) 関数と共に使用されます。
SECPKG_CRED_OUTBOUND
資格情報は InitializeSecurityContext (General) 関数と共に使用されます。

[in] AuthorizationData

省略可能。 補助認証データへのポインター。

GetKeyFunciton

[in] GetKeyArgument

GetKeyFunction 関数で使用される引数へのポインター。

[out] ExpirationTime

資格情報ハンドルの有効期限が切れる時刻を受け取る TimeStamp へのポインター。

戻り値

関数が成功した場合は、STATUS_SUCCESSを返します。

関数が失敗した場合は、失敗した理由を示す NTSTATUS コードを返します。

注釈

SSP/AP は SpAddCredentials 関数を実装する必要があります。ただし、実装に与えられる実際の名前は開発者が指定します。

SpAddCredentials 関数へのポインターは、SpLsaModeInitialize 関数から受信したSECPKG_FUNCTION_TABLE構造体で使用できます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー ntsecpkg.h

こちらもご覧ください

SECPKG_FUNCTION_TABLE

SpLsaModeInitialize