SpGetUserInfoFn コールバック関数 (ntsecpkg.h)

SpGetUserInfo 関数は、ログオン セッションに関する情報を取得します

構文

SpGetUserInfoFn Spgetuserinfofn;

NTSTATUS Spgetuserinfofn(
  [in]  PLUID LogonId,
  [in]  ULONG Flags,
  [out] PSecurityUserData *UserData
)
{...}

パラメーター

[in] LogonId

情報を取得するログオン セッションを含む LUID へのポインター。

[in] Flags

ドメイン名の許容される長さを、次のいずれかの値として指定します。

意味
NO_LONG_NAMES
返されるドメイン名は 15 文字を超えることはできません。
UNDERSTANDS_LONG_NAMES
返されるドメイン名は 15 文字を超えることができます。

[out] UserData

SecurityUserData 構造体へのポインターへのポインター。 関数呼び出しが成功すると、この構造体でユーザー情報が返されます。 セキュリティ パッケージは、呼び出し元のアドレス空間にこの構造体のメモリを割り当てる必要があります。 呼び出し元は、 FreeContextBuffer 関数を呼び出してバッファーを解放する役割を担います。

戻り値

関数が成功した場合は、STATUS_SUCCESSを返します。

関数が失敗した場合は、失敗した理由を示す NTSTATUS コードを返します。

注釈

Flags 値NO_LONG_NAMESは、Microsoft NTLM との互換性を提供します。

SSP/AP は SpGetUserInfo 関数を実装する必要があります。ただし、実装に与えられる実際の名前は開発者次第です。

SpGetUserInfo 関数へのポインターは、SpLsaModeInitialize 関数から受信したSECPKG_FUNCTION_TABLE構造体で使用できます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー ntsecpkg.h

こちらもご覧ください

FreeContextBuffer

SECPKG_FUNCTION_TABLE

SpLsaModeInitialize