IMallocSpy::P ostRealloc メソッド (objidl.h)

IMalloc::Realloc を呼び出した後に必要な操作を実行します。

構文

void * PostRealloc(
  [in] void *pActual,
  [in] BOOL fSpyed
);

パラメーター

[in] pActual

Realloc の呼び出しで指定されたポインター。

[in] fSpyed

現在のスパイがアクティブな間にメモリ ブロックが割り当てられたかどうかを示します。

戻り値

メソッドは、実際に割り当てられたブロックの先頭へのポインターを返します。 このポインターは、 IMalloc::Realloc の呼び出し元にも返されます。 デバッグ情報が呼び出し元の割り当ての先頭に書き込まれる場合は、 pActual からの前方オフセットである必要があります。 デバッグ情報を追加する場合、またはデバッグ情報が添付されていない場合は、 pActual と同じ値にする必要があります。

解説

スパイがアクティブな間にメモリが正常に再割り当てされた場合、fSpyed が以前に FALSE であった場合でも、再割り当てされたメモリを追跡する IMallocSpy メソッドの後続の呼び出しで fSpyedTRUE になります。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー objidl.h

関連項目

IMalloc::Realloc

IMallocSpy

IMallocSpy::P reRealloc