IEnumOleUndoUnits::Next メソッド (ocidl.h)

列挙シーケンス内の指定した数の項目を取得します。

構文

HRESULT Next(
  [in]  ULONG        cElt,
  [out] IOleUndoUnit **rgElt,
  [out] ULONG        *pcEltFetched
);

パラメーター

[in] cElt

取得する項目の数。 シーケンスに残っている要求された項目数より少ない場合、このメソッドは残りの要素を取得します。

[out] rgElt

列挙された項目の配列。

列挙子は AddRef を呼び出し、呼び出し元は列挙された各ポインターを介して Release を 呼び出す役割を担います。 cElt が 1 より大きい場合、呼び出し元は、解放するポインターの数を知るために、pcEltFetched に渡される NULL 以外のポインターも渡す必要があります。

[out] pcEltFetched

取得された項目の数。 このパラメーターは、常に要求された項目の数以下です。

戻り値

メソッドが要求された項目の数を取得する場合、戻り値はS_OK。 それ以外の場合は、S_FALSE。

解説

呼び出し元は、このメソッドが正常に返されたら、配列内の各要素に対して Release メソッドを呼び出します。 cUndoUnits が 1 より大きい場合、呼び出し元は、解放する必要があるポインターの数を取得するために、null 以外のポインターを pcFetched に渡す必要もあります。

E_NOTIMPLは戻り値として使用できません。 エラー値が返された場合、rgpcd 配列内のエントリは終了時に有効で、解放は必要ありません。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー ocidl.h

関連項目

IEnumOleUndoUnits

IOleUndoUnit