OleIsCurrentClipboard 関数 (ole2.h)

OleSetClipboard 関数によってクリップボードに以前に配置されたデータ オブジェクト ポインターがクリップボードに残っているかどうかを判断します。

構文

HRESULT OleIsCurrentClipboard(
  [in] LPDATAOBJECT pDataObj
);

パラメーター

[in] pDataObj

呼び出し元が以前にクリップボードに配置した、目的のクリップボード データを含むデータ オブジェクト上の IDataObject インターフェイスへのポインター。

戻り値

この関数は、成功したS_OKを返します。 その他の可能な値は次のとおりです。

リターン コード 説明
S_FALSE
指定したポインターがクリップボードにありません。

注釈

OleIsCurrentClipboard は、OleSetClipboard 関数で使用されるデータ オブジェクトに対してのみ機能します。 前の OleGetClipboard 呼び出しでクリップボードに存在していたオブジェクトがクリップボードに残っているかどうかを判断するために、データ オブジェクトのコンシューマーが呼び出すことはできません。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー ole2.h
Library Ole32.lib
[DLL] Ole32.dll
API セット ext-ms-win-com-ole32-l1-1-5 (Windows 10 バージョン 10.0.15063 で導入)

こちらもご覧ください

OleFlushClipboard

OleSetClipboard