WriteFmtUserTypeStg 関数 (ole2.h)

WriteFmtUserTypeStg 関数は、クリップボード形式とユーザー型をストレージ オブジェクトに書き込みます。

構文

HRESULT WriteFmtUserTypeStg(
  [in] LPSTORAGE  pstg,
  [in] CLIPFORMAT cf,
  [in] LPOLESTR   lpszUserType
);

パラメーター

[in] pstg

情報を書き込むストレージ オブジェクトへの IStorage ポインター。

[in] cf

ストレージ オブジェクトのネイティブ領域の構造を記述するクリップボード形式を指定します。 format タグには、このストレージ オブジェクト内のストリームとサブストレージの名前のポリシーと、それらのストリーム内のデータを解釈するためのルールが含まれます。

[in] lpszUserType

オブジェクトの現在のユーザーの種類を指定する null で終わる Unicode 文字列へのポインター。 ユーザー型の値自体を NULL にすることはできません。 これは、 IOleObject::GetUserType メソッドによって返される型です。 オブジェクト クラスが存在しないリモート コンピューターにこの関数を転送する場合、この永続的に格納されたユーザーの種類をダイアログ ボックスでユーザーに表示できます。

戻り値

この関数は HRESULT を返します。

注釈

WriteFmtUserTypeStg 関数は、IPersistStorage::Save メソッドのオブジェクトの実装で呼び出す必要があります。 また、保存シーケンスでの永続的な表現のために構造化ストレージを使用するドキュメント レベルのオブジェクトによっても呼び出す必要があります。

保存された情報を読み取るために、アプリケーションは ReadFmtUserTypeStg 関数を 呼び出します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー ole2.h
Library Ole32.lib
[DLL] Ole32.dll
API セット ext-ms-win-com-ole32-l1-1-3 (Windows 10 バージョン 10.0.10240 で導入)

こちらもご覧ください

IPersistStorage::Save

ReadFmtUserTypeStg