OPMGetVideoOutputsFromIDirect3DDevice9Object 関数 (opmapi.h)

特定の Direct3D デバイスに関連付けられている物理モニターごとに、Output Protection Manager (OPM) オブジェクトを作成します。

構文

HRESULT OPMGetVideoOutputsFromIDirect3DDevice9Object(
  [in]  IDirect3DDevice9           *pDirect3DDevice9,
  [in]  OPM_VIDEO_OUTPUT_SEMANTICS vos,
  [out] ULONG                      *pulNumVideoOutputs,
  [out] IOPMVideoOutput            ***pppOPMVideoOutputArray
);

パラメーター

[in] pDirect3DDevice9

Direct3D デバイスの IDirect3DDevice9 インターフェイスへのポインター。

[in] vos

OPM_VIDEO_OUTPUT_SEMANTICS列挙体のメンバー。

意味
OPM_VOS_OPM_SEMANTICS
返された IOPMVideoOutput ポインターでは、OPM セマンティクスが使用されます。
OPM_VOS_COPP_SEMANTICS
返された IOPMVideoOutput ポインターは、認定出力保護プロトコル (COPP) セマンティクスを使用します。

[out] pulNumVideoOutputs

pppOPMVideoOutputArray パラメーターで返される IOPMVideoOutput ポインターの数を受け取ります。

[out] pppOPMVideoOutputArray

IOPMVideoOutput ポインターの配列へのポインターを受け取ります。 各 IOPMVideoOutput ポインターは、1 つの物理モニターに関連付けられます。 呼び出し元は、配列内の各ポインターを解放し、 CoTaskMemFree を呼び出して配列を解放する必要があります。

戻り値

この関数が成功すると、 S_OKが返されます。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

注釈

1 つの Direct3D デバイスを複数の物理モニターに関連付けることができます。 各物理モニターには、独自のコネクタがあります。 アプリケーションは、pppOPMVideoOutputArray で返される IOPMVideoOutput ポインターを使用して、物理モニターごとに保護メカニズムを個別に設定する必要があります。

IOPMVideoOutput インターフェイスには、vos パラメーターの値に応じて 2 つの動作モードがあります。 vos がOPM_VOS_COPP_SEMANTICS場合、IOPMVideoOutput は COPP セマンティクスを使用します。 このモードは、COPP との下位互換性を目的としています。 vos がOPM_VOS_OPM_SEMANTICS場合、IOPMVideoOutput は新しい OPM セマンティクスを使用します。 動作の違いは、各メソッドのリファレンス ページに示されています。 モードは、オブジェクトの有効期間中は変更されません。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー opmapi.h
Library Dxva2.lib
[DLL] Dxva2.dll

こちらもご覧ください

OPM 関数