IFileViewerSite インターフェイス (shlobj.h)

ファイル ビューアーが現在の固定ウィンドウへのハンドルを取得したり、新しい固定ウィンドウを設定したりできるようにするインターフェイスを指定するメソッドを公開します。 ピン留めされたウィンドウは、現在のファイル ビューアーにファイルが表示されるウィンドウです。 ユーザーが表示する新しいファイルを選択すると、シェルは、新しいウィンドウを作成するのではなく、ピン留めされたウィンドウに新しいファイルを表示するようにファイル ビューアーに指示します。

継承

IFileViewerSite インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IFileViewerSite には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IFileViewerSite インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IFileViewerSite::GetPinnedWindow

現在のピン留めされたウィンドウへのハンドル (存在する場合) を取得します。
IFileViewerSite::SetPinnedWindow

ピン留めされたウィンドウを設定します。 ユーザーが表示する新しいファイルを選択すると、シェルは、新しいウィンドウを作成するのではなく、ピン留めされたウィンドウに新しいファイルを表示するようにファイル ビューアーに指示します。

注釈

メモ ファイル ビューアーは、Windows 2000 以降のシステムではサポートされていません。
 
通常、このインターフェイスは実装しません。 シェルでは、このインターフェイスを実装して、ファイル ビューアーにピン留めされたウィンドウを提供します。

このインターフェイスを使用して、ファイル ビューアーのウィンドウを取得または設定します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー shlobj.h