IFileDialog2::SetNavigationRoot メソッド (shobjidl.h)

名前空間の参照を開始する最上位レベルの場所を指定します 。たとえば、[ 保存 ] ダイアログの [フォルダーの 参照] オプションを使用します。 ユーザーはこの場所の上を移動できません。

構文

HRESULT SetNavigationRoot(
  [in] IShellItem *psi
);

パラメーター

[in] psi

種類: IShellItem

ナビゲーション ルートを表す IShellItem オブジェクトへのポインター。

戻り値

種類: HRESULT

このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

注釈

SetNavigationRoot は、シェル名前空間の特定の領域へのナビゲーションを制限するアプリケーションで使用できます。 ナビゲーション ウィンドウ内の項目は、指定された項目に置き換えられ、ユーザーが名前空間のこの部分の外部を移動するのを防がることができます。

ダイアログが表示されている間は、このメソッドを呼び出すことができません。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 7 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー shobjidl.h
Library Comdlg32.lib
[DLL] Comdlg32.dll (バージョン 6.1 以降)

こちらもご覧ください

IFileDialog2