ITextHost::TxEnableScrollBar メソッド (textserv.h)

テキスト ホスト ウィンドウの一方または両方のスクロール バー矢印を有効または無効にします。

構文

BOOL TxEnableScrollBar(
  [in] INT fuSBFlags,
  [in] INT fuArrowflags
);

パラメーター

[in] fuSBFlags

型: INT

影響を受けるスクロール バーを指定します。 このパラメーターには、次の値のいずれかを指定できます。

意味
SB_BOTH
水平スクロール バーと垂直スクロール バーの両方に影響します。
Sb_horz
水平スクロール バーに影響します。
SB_VERT
垂直スクロール バーに影響します。

[in] fuArrowflags

型: INT

有効または無効にするスクロール バーの矢印を指定します。 このパラメーターには、次の値のいずれかを指定できます。

意味
ESB_DISABLE_BOTH
スクロール バーの両方の矢印を無効にします。
ESB_DISABLE_DOWN
垂直スクロール バーの下矢印を無効にします。
ESB_DISABLE_LEFT
水平スクロール バーの左矢印を無効にします。
ESB_DISABLE_LTUP
水平スクロール バーの左矢印または垂直スクロール バーの上矢印を無効にします。
ESB_DISABLE_RIGHT
水平スクロール バーの右矢印を無効にします。
ESB_DISABLE_RTDN
水平スクロール バーの右矢印または垂直スクロール バーの下矢印を無効にします。
ESB_DISABLE_UP
垂直スクロール バーの上矢印を無効にします。
ESB_ENABLE_BOTH
スクロール バーで両方の矢印を有効にします。

戻り値

種類: BOOL

指定した矢印が有効または無効になっている場合は、0 以外の値を返します。

矢印が既に要求された状態にある場合、またはエラーが発生した場合は、0 を返します。

注釈

このメソッドは、コントロールがインプレース アクティブな場合にのみ有効です。コントロールが非アクティブな間の呼び出しは失敗する可能性があります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー textserv.h
[DLL] Msftedit.dll

こちらもご覧ください

ITextHost

ウィンドウレス リッチ エディット コントロールの概要