StructureChangeType 列挙 (uiautomationcore.h)

Microsoft UI オートメーション ツリー構造の変更の種類を指定する値が含まれます。

構文

typedef enum StructureChangeType {
  StructureChangeType_ChildAdded = 0,
  StructureChangeType_ChildRemoved,
  StructureChangeType_ChildrenInvalidated,
  StructureChangeType_ChildrenBulkAdded,
  StructureChangeType_ChildrenBulkRemoved,
  StructureChangeType_ChildrenReordered
} ;

定数

 
StructureChangeType_ChildAdded
値: 0
子要素が UI オートメーション要素ツリーに追加されました。
StructureChangeType_ChildRemoved
子要素が UI オートメーション要素ツリーから削除されました。
StructureChangeType_ChildrenInvalidated
UI オートメーション要素ツリーで子要素が無効にされました。 これは、1 つ以上の子要素が追加または削除されたことを意味するか、またはその両方の組み合わせを意味する可能性があります。 この値は、UI 内の 1 つのサブツリーが別のサブツリーに置き換えられたことを示すこともできます。 たとえば、ダイアログ ボックスの内容全体が一度に変更された場合や、エクスプローラー型アプリケーションが別の場所に移動したためにリストのビューが変更された場合などです。 正確な意味は、UI オートメーション プロバイダーの実装によって異なります。
StructureChangeType_ChildrenBulkAdded
子要素が UI オートメーション要素ツリーに一括で追加されました。
StructureChangeType_ChildrenBulkRemoved
子要素が UI オートメーション要素ツリーから一括で削除されました。
StructureChangeType_ChildrenReordered
UI オートメーション要素ツリーで子要素の順序が変更されました。 子要素は、追加または削除されている可能性があります。

解説

構造体変更イベントの実装は基になる UI フレームワークに依存するため、UI オートメーションでは、プロバイダーが個々の ChildAdded イベントまたは ChildRemoved イベントを一括で同等のイベントに送信することを切り替える必要があるタイミングを制御する厳密な規則は定義されていません。 ただし、スイッチは通常、2 ~ 5 個の子要素が一度に追加または削除されるときに発生します。 一括イベントは、個々の ChildAdded イベントと ChildRemoved イベントによってクライアントがフラッディングされないようにするのに役立ちます。

ChildAdded を除き、構造体変更イベントは常に、子を保持するコンテナー要素に関連付けられます。 ChildAdded イベントは、追加された要素に関連付けられます。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows XP [デスクトップ アプリ | UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ]
Header uiautomationcore.h (UIAutomation.h を含む)