CAPCONTROLCALLBACK コールバック関数 (vfw.h)

capControlCallback 関数は、ストリーミング キャプチャを開始および終了するための精度制御に使用されるコールバック関数です。 capControlCallback という名前は、アプリケーション指定の関数名のプレースホルダーです。

コールバックを設定するには、キャプチャ ウィンドウに WM_CAP_SET_CALLBACK_CAPCONTROL メッセージを送信するか、 capSetCallbackOnCapControl マクロを呼び出します。

構文

CAPCONTROLCALLBACK Capcontrolcallback;

LRESULT Capcontrolcallback(
  HWND hWnd,
  int nState
)
{...}

パラメーター

hWnd

コールバック関数に関連付けられているキャプチャ ウィンドウを処理します。

nState

キャプチャ操作の現在の状態。 CONTROLCALLBACK_PREROLL値は、ビデオ ソースの事前登録を有効にし、記録が開始される正確な時点でキャプチャ アプリケーションに制御を戻すために、最初に送信されます。 CONTROLCALLBACK_CAPTURING値は、キャプチャされたフレームごとに 1 回送信され、ストリーミング キャプチャが進行中であることを示し、アプリケーションでキャプチャを終了できるようにします。

戻り値

nState が CONTROLCALLBACK_PREROLL に設定されている場合、このコールバック関数はキャプチャを開始するには TRUE を返し、中止するには FALSE を返す必要があります。 nState が CONTROLCALLBACK_CAPTURING に設定されている場合、このコールバック関数は TRUE を返してキャプチャを続行するか、FALSE を返して終了する必要があります。

注釈

コールバック プロシージャに送信される最初のメッセージは、すべてのバッファーを割り当て、その他すべてのキャプチャ準備が完了した後に 、nState パラメーターを CONTROLCALLBACK_PREROLL に設定します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー vfw.h

こちらもご覧ください

ビデオ キャプチャ

ビデオ キャプチャ関数