ICDRAWBEGIN 構造体 (vfw.h)

ICDRAWBEGIN 構造体には、ICM_DRAW_BEGIN メッセージで使用される圧縮解除パラメーターが含まれています。

構文

typedef struct {
  DWORD              dwFlags;
  HPALETTE           hpal;
  HWND               hwnd;
  HDC                hdc;
  int                xDst;
  int                yDst;
  int                dxDst;
  int                dyDst;
  LPBITMAPINFOHEADER lpbi;
  int                xSrc;
  int                ySrc;
  int                dxSrc;
  int                dySrc;
  DWORD              dwRate;
  DWORD              dwScale;
} ICDRAWBEGIN;

メンバー

dwFlags

適用可能なフラグ。 次の値が定義されています。

名前 説明
ICDRAW_ANIMATE
アプリケーションはパレットをアニメーション化できます。
ICDRAW_BUFFER
このデータを画面外にバッファーします。更新する必要があります。
ICDRAW_CONTINUE
描画は前のフレームの継続です。
ICDRAW_FULLSCREEN
圧縮解除されたデータを全画面表示で描画します。
ICDRAW_HDC
ウィンドウまたは DC に圧縮解除されたデータを描画します。
ICDRAW_MEMORYDC
DC は画面外です。
ICDRAW_QUERY
圧縮解除ツールが圧縮解除を処理できるかどうかを判断します。 ドライバーは実際にはデータを圧縮解除しません。
ICDRAW_RENDER
をレンダリングしますが、データは描画しません。
ICDRAW_UPDATING
現在のフレームは再生されずに更新されています。

hpal

描画に使用するパレットへのハンドル。

hwnd

描画に使用するウィンドウへのハンドル。

hdc

描画に使用される DC へのハンドル。 指定したウィンドウに関連付けられている DC を使用するには 、NULL を 指定します。

xDst

変換先の四角形の x 座標。

yDst

変換先の四角形の y 座標。

dxDst

コピー先の四角形の幅。

dyDst

移動先の四角形の高さ。

lpbi

入力形式を含む BITMAPINFOHEADER 構造体へのポインター。

xSrc

ソース四角形の x 座標。

ySrc

ソース四角形の y 座標。

dxSrc

ソース四角形の幅。

dySrc

ソース四角形の高さ。

dwRate

圧縮解除率を整数形式で指定します。 1 秒あたりのフレーム数のレートを取得するには、この値を dwScale の値で除算します。

dwScale

dwRate を 1 秒あたりのフレーム数にスケーリングするために使用される値。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
Header vfw.h

こちらもご覧ください

ICM_DRAW_BEGIN

ビデオ圧縮マネージャー

ビデオ圧縮構造