GetTextFaceW 関数 (wingdi.h)

GetTextFace 関数は、指定したデバイス コンテキストで選択されているフォントの書体名を取得します。

構文

int GetTextFaceW(
  [in]  HDC    hdc,
  [in]  int    c,
  [out] LPWSTR lpName
);

パラメーター

[in] hdc

デバイス コンテキストへのハンドル。

[in] c

lpFaceName が指すバッファーの長さ。 ANSI 関数の場合は BYTE カウントであり、Unicode 関数の場合は WORD カウントです。 ANSI 関数の場合、SBCS コード ページの文字はそれぞれ 1 バイトになりますが、DBCS コード ページのほとんどの文字は 2 バイトになります。Unicode 関数の場合、現在定義されているほとんどの Unicode 文字 (Basic 多言語プレーン (BMP) の文字) は 1 つの WORD で、Unicode サロゲートは 2 つの WORD です。

[out] lpName

書体名を受け取るバッファーへのポインター。 このパラメーターが NULL の場合、関数は名前の文字数 (終端の null 文字を含む) を返します。

戻り値

関数が成功した場合、戻り値はバッファーにコピーされた文字数です。

関数が失敗した場合は、0 を返します。

注釈

書体名は、null で終わる文字列としてコピーされます。

名前が nCount パラメーターで指定された文字数より長い場合、名前は切り捨てられます。

注意

wingdi.h ヘッダーは、Unicode プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択するエイリアスとして GetTextFace を定義します。 エンコードに依存しないエイリアスをエンコードニュートラルでないコードと組み合わせて使用すると、コンパイルまたはランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「 関数プロトタイプの規則」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー wingdi.h (Windows.h を含む)
Library Gdi32.lib
[DLL] Gdi32.dll

こちらもご覧ください

フォント関数とテキスト関数

フォントとテキストの概要

GetTextAlign

GetTextColor

GetTextExtentPoint32

GetTextMetrics