RectVisible 関数 (wingdi.h)

RectVisible 関数は、指定した四角形の任意の部分がデバイス コンテキストのクリッピング領域内にあるかどうかを判断します。

構文

BOOL RectVisible(
  [in] HDC        hdc,
  [in] const RECT *lprect
);

パラメーター

[in] hdc

デバイス コンテキストへのハンドル。

[in] lprect

指定した四角形の論理座標を含む RECT 構造体へのポインター。

戻り値

現在の変換に回転がない場合、四角形がクリッピング領域内にある場合、戻り値は TRUE (1) になります。

現在の変換に回転がない場合、四角形がクリッピング領域内にない場合、戻り値は FALSE (0) になります。

現在の変換に回転があり、四角形がクリッピング領域内にある場合、戻り値は 2 です。

現在の変換に回転があり、四角形がクリッピング領域内にない場合、戻り値は 1 です。

その他の戻り値はすべて、エラー コードと見なされます。 いずれかのパラメーターが無効な場合、戻り値は未定義です。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー wingdi.h (Windows.h を含む)
Library Gdi32.lib
[DLL] Gdi32.dll

こちらもご覧ください

クリッピング関数

クリッピングの概要

CreateRectRgn

PtVisible

Rect

SelectClipRgn