OBJECT_TYPE_LIST 構造体 (winnt.h)

OBJECT_TYPE_LIST構造体は、オブジェクト型の階層内のオブジェクト型要素を識別します。 AccessCheckByType 関数は、OBJECT_TYPE_LIST構造体の配列を使用して、オブジェクトとそのサブオブジェクトの階層 (プロパティ セットやプロパティなど) を定義します。

構文

typedef struct _OBJECT_TYPE_LIST {
  WORD Level;
  WORD Sbz;
  GUID *ObjectType;
} OBJECT_TYPE_LIST, *POBJECT_TYPE_LIST;

メンバー

Level

オブジェクトとそのサブオブジェクトの階層内のオブジェクトの種類のレベルを指定します。 レベル 0 は、オブジェクト自体を示します。 レベル 1 は、プロパティ セットなどのオブジェクトのサブオブジェクトを示します。 レベル 2 は、レベル 1 のサブオブジェクト (プロパティなど) のサブオブジェクトを示します。 0 ~ 4 の番号が付いたレベルは、最大 5 つまで指定できます。

ディレクトリ サービス オブジェクトは、次のレベルの値を使用します。

説明
ACCESS_OBJECT_GUID
レベル 0 のオブジェクト自体を示します。
ACCESS_PROPERTY_SET_GUID
レベル 1 で設定されたプロパティを示します。
ACCESS_PROPERTY_GUID
レベル 2 のプロパティを示します。

Sbz

0 にする必要があります。 将来利用するために予約されています。

ObjectType

オブジェクトまたはサブオブジェクトの GUID へのポインター。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
Header winnt.h (Windows.h を含む)

関連項目

AccessCheckByType

AccessCheckByTypeAndAuditAlarm

AccessCheckByTypeResultList

AccessCheckByTypeResultListAndAuditAlarm