SERVICE_DESCRIPTIONW 構造体 (winsvc.h)

サービスの説明が含まれています。

構文

typedef struct _SERVICE_DESCRIPTIONW {
  LPWSTR lpDescription;
} SERVICE_DESCRIPTIONW, *LPSERVICE_DESCRIPTIONW;

メンバー

lpDescription

サービスの説明。 このメンバーが NULL の場合、説明は変更されません。 この値が空の文字列 ("") の場合、現在の説明は削除されます。

サービスの説明は 、REG_SZ型のレジストリ値のサイズを超えてはなりません。

このメンバーは、次の形式を使用してローカライズされた文字列を指定できます。

@[path]dllname,-strID

識別子 strID を持つ文字列は dllname から読み込まれます。 パス は省略可能です。 詳細については、「 RegLoadMUIString」を参照してください。

Windows Server 2003 および Windows XP: ローカライズされた文字列は、Windows Vista までサポートされません。

注釈

NULL の説明は、サービスの説明が存在しないことを示します。 サービスの作成時に、サービスの説明が NULL になります。

説明は、サービスの目的を説明する単なるコメントです。 たとえば、DHCP サービスの場合は、「ネットワーク上のコンピューターのインターネット アドレスを提供する」という説明を使用できます。

説明は、ChangeServiceConfig2 関数を使用して設定できます。 QueryServiceConfig2 関数を使用して説明を取得できます。 説明は、サービス スナップインにも表示されます。

例については、「サービスの 構成の変更」または「サービスの構成クエリ」を参照してください

注意

winsvc.h ヘッダーは、SERVICE_DESCRIPTIONをエイリアスとして定義し、UNICODE プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択します。 エンコードに依存しないエイリアスをエンコードニュートラルでないコードと組み合わせて使用すると、コンパイルまたはランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「 関数プロトタイプの規則」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
Header winsvc.h (Windows.h を含む)

こちらもご覧ください

ChangeServiceConfig2

QueryServiceConfig2