INTERFACE_INFO_EX 構造体 (ws2ipdef.h)

INTERFACE_INFO_EX構造体は、インターフェイス IP アドレスに関する情報を取得するために、SIO_GET_INTERFACE_LIST IOCTL コマンドと組み合わせて使用されます。 INTERFACE_INFO構造とは異なり、INTERFACE_INFO_EXはアドレス サイズに依存しないため、IPv6 で動作できます。

構文

typedef struct _INTERFACE_INFO_EX {
  ULONG          iiFlags;
  SOCKET_ADDRESS iiAddress;
  SOCKET_ADDRESS iiBroadcastAddress;
  SOCKET_ADDRESS iiNetmask;
} INTERFACE_INFO_EX, *LPINTERFACE_INFO_EX;

メンバー

iiFlags

インターフェイスの状態を記述するビットマスク。 次のフラグを使用できます。

フラグ 説明
IFF_UP
インターフェイスが実行されています。
IFF_BROADCAST
ブロードキャスト機能がサポートされています。
IFF_LOOPBACK
ループバック インターフェイスが実行されています。
IFF_POINTTOPOINT
インターフェイスはポイントツーポイント リンクを使用しています。
IFF_MULTICAST
マルチキャスト機能がサポートされています。

iiAddress

インターフェイスのアドレス。

iiBroadcastAddress

ポイントツーポイント リンクのインターフェイスのブロードキャスト アドレスまたはもう一方の側のアドレス。

iiNetmask

インターフェイスで使用されるネットマスク。

注釈

Windows Vista 以降用にリリースされた Microsoft Windows ソフトウェア開発キット (Windows SDK) (SDK) では、ヘッダー ファイルのorganizationが変更され、ws2ipdef.h ヘッダー ファイルに自動的に含まれる Ws2ipdef.h ヘッダー ファイルにINTERFACE_INFO_EX構造が定義されています。 Ws2ipdef.h ヘッダー ファイルを直接使用しないでください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
Header ws2ipdef.h (Ws2tcpip.h を含む)

こちらもご覧ください

Winsock IOCTL