Share via


OLE/COM オブジェクト ビューアー

OLE-COM オブジェクト ビューアーである Oleview.exe は、Windows SDK に付属のアプリケーションで、コンピューターにインストールされている COM オブジェクトとそれらがサポートするインターフェイスを表示します。 このオブジェクト ビューアーを使用して、タイプ ライブラリとインターフェイスを表示できます。

OLE/COM オブジェクト ビューアー アプリは、Windows SDK の \Program Files (x86)\Windows Kits\10\[version]\[architecture]\oleview.exe にあります。 oleview.exe を初めて使用するときは、管理者特権のコマンド プロンプトから実行します。 インターフェイス ビューアーには、DLL を登録するための管理者権限が必要です。

COM オブジェクトのタイプ ライブラリを表示するには

  1. オブジェクト ビューアーの [ファイル] メニューで、[TypeLib の表示] を選択します。 開くダイアログ ボックスが表示されます。

  2. 開くタイプ ライブラリ ファイルを指定し、[OK] を選択します。

オブジェクト ビューアーには、オブジェクトのインターフェイスが表示されます。

登録済みオブジェクトのインターフェイスを表示するには

  1. ビューアーの [コンポーネント別にグループ化されたオブジェクト クラス]> カテゴリで、[オートメーション オブジェクト] フォルダーを開き、登録済みの [Automation オブジェクト] を表示します。

  2. いずれかの コントロールを選択します。 右側のウィンドウに複数のタブが表示されます。コントロールによって実装されるインターフェイスは、[レジストリ] タブに表示されます。

    • 左側のウィンドウでコントロールのショートカット メニューを開き、[種類情報の表示] を選択すると、ITypeInfo ビューアーに再構築された .idl または .odl ファイルが表示されます。

    • 左側のペインでコントロール ノードを展開すると、オブジェクト内のインターフェイスの一覧が表示されます。 インターフェイスを選択すると、そのレジストリ エントリが右側のペインに表示されます。

    • インターフェイスのショートカット メニューを開いて [表示] を選択すると、OLE/COM オブジェクト ビューアーにダイアログ ボックスが表示され、インターフェイスの GUID と、タイプ ライブラリ情報を表示するオプション (使用可能な場合) が表示されます。 [ビューの種類情報] を選択すると、ITypeInfo ビューアーのインターフェイスに固有の再構築された .idl ファイルの一部が表示されます。

    • ITypeInfo ビューアーでは、ツリー ビューでインターフェイス メンバーを選択し、右側のペインにアクセサー メソッドのシグネチャを表示できます。

C++ への翻訳