D3DFOGMODE 列挙

霧モードを記述する定数を定義します。

構文

typedef enum D3DFOGMODE { 
  D3DFOG_NONE         = 0,
  D3DFOG_EXP          = 1,
  D3DFOG_EXP2         = 2,
  D3DFOG_LINEAR       = 3,
  D3DFOG_FORCE_DWORD  = 0x7fffffff
} D3DFOGMODE, *LPD3DFOGMODE;

定数

D3DFOG_NONE

霧の効果はありません。

D3DFOG_EXP

霧効果は、次の式に従って指数関数的に強まる。

霧効果の強度の式

D3DFOG_EXP2

霧効果は、次の式に従って、距離の二乗で指数関数的に強まる。

距離の二乗に基づく霧効果の強度の式

D3DFOG_LINEAR

霧効果は、次の式に従って、始点と終点の間で線形的に強まる。

始点と終点に基づく霧効果の強度の式

これは、現在サポートされている唯一の霧モードです。

D3DFOG_FORCE_DWORD

この列挙を強制的に 32 ビットのサイズにコンパイルします。 この値がないと、一部のコンパイラでは、この列挙を 32 ビット以外のサイズにコンパイルできます。 この値は使用されません。

解説

この列挙型の値は、D3DRS_FOGTABLEMODEとD3DRS_FOGVERTEXMODEのレンダリング状態で使用されます。

霧は可視性の尺度と考えることができます。霧の式によって生成される霧の値が小さいほど、オブジェクトが見えなくなります。

要件

要件
ヘッダー
D3D9Types.h

関連項目

Direct3D 列挙

D3DRENDERSTATETYPE