ボリューム情報の取得

GetVolumeInformation 関数は、特定のボリューム上のファイル システムに関する情報を取得します。 この情報には、ボリューム名、ボリューム通し番号、ファイル・システム名、ファイル・システム・フラグ、ファイル名の最大長などが含まれます。 特定のボリューム上のファイルとディレクトリにアクセスする前に、 GetVolumeInformation 関数を使用してファイル システムの機能を決定する必要があります。 この関数は、ファイル システムで効果的に動作するようにアプリケーションを調整するために使用できる値を返します。

一般に、ファイル名とパスに静的バッファーを使用しないようにする必要があります。 代わりに、 GetVolumeInformation によって返される値を使用して、必要に応じてバッファーを割り当てます。 静的バッファーを使用する必要がある場合は、ファイル名に 256 文字、パスに 260 文字を予約します。

GetSystemDirectory 関数と GetWindowsDirectory 関数は、それぞれシステム ディレクトリと Windows ディレクトリへのパスを取得します。

GetDiskFreeSpace 関数は、セクターあたりのバイト数、クラスターあたりのセクター数、空きクラスターの数、クラスターの合計数など、ボリュームに関する組織情報を取得します。 ただし、 GetDiskFreeSpace では、2 GB を超えるボリューム サイズを報告できません。 アプリケーションが大容量ハード ドライブで動作するようにするには、 GetDiskFreeSpaceEx 関数を使用します。

GetDriveType 関数は、指定されたドライブ文字によって参照されるボリュームが、リムーバブル ドライブ、固定ドライブ、CD-ROM ドライブ、RAM ドライブ、またはネットワーク ドライブであるかどうかを示します。

GetLogicalDrives 関数は、存在するボリュームを識別します。 GetLogicalDriveStrings 関数は、存在するボリュームごとに null で終わる文字列を取得します。 ルート ディレクトリが必要な場合は常に、これらの文字列を使用します。

ファイル システムの認識