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複数のディスプレイ モニターでの描画

システムは、モニターの色深度が異なる場合でも、複数のモニターにまたがるデバイス コンテキスト (DC) への描画を自動的に処理します。 通常、これは良い結果を生成しますが、最適ではない可能性があります。 たとえば、色深度が大きく異なる 2 つのモニター上のウィンドウでは、色の表示が悪くなる可能性があります。 また、同じ色深度を持つモニターの色形式が異なる場合があります。たとえば、色を異なるビット数でエンコードしたり、ピクセルの色値の異なる場所に配置したりできます。

複数のディスプレイにまたがる DC 内のモニターごとに最適な結果を得るには、 EnumDisplayMonitors を呼び出して DC と交差するモニターを列挙し、そのモニターの表示属性に従ってそれぞれの交差領域を個別に塗りつぶします。 「複数のディスプレイにまたがる DC でのペイント」の例を参照してください。

WM_PAINT コードですべての描画を行い、WM_PAINT コードでさまざまなビデオ モードをすべて処理する場合は、いくつかの変更を加えて EnumDisplayMonitorsMonitorEnumProcWM_PAINTコードを配置できます。