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Two-Pass エンコードの使用 (Microsoft Media Foundation)

2 パス エンコードは、一部の Windows メディア コーデックを使用して、定数ビット レート (CBR) と可変ビット レート (VBR) エンコードに使用できます。 MFPKEY_PASSESRECOMMENDED プロパティを取得することで、コーデックでサポートされているエンコード パスの最大数を確認できます。 どのコーデックも 2 つ以上のパスをサポートしません。 MFPKEY_PASSESUSED プロパティを 2 に設定して、2 つのパスを使用するように DMO を構成します。

ワンパス モードの場合と同様に、一度に 1 つずつサンプルをエンコーダー DMO に配信します。 前処理パスの入力サンプルを処理すると、 IMediaObject::P rocessInput または IMFTransform::P rocessInput の呼び出しは S_FALSEを返し、出力が生成されていないことを示します。

最初のパスの最後 (最後の入力が初めて処理された後) に 、次 に処理される入力が 2 番目のパスの最初の入力であることをコーデックに通知するには、MFPKEY_ENDOFPASS プロパティを設定する必要があります。 このプロパティには値は必要ないので、空の VARIANT 構造体を使用する必要があります。

Windows Media コーデック