WM_MENUSELECT メッセージ

  • [アーティクル]

ユーザーがメニュー項目を選択すると、メニューのオーナー ウィンドウに送信されます。

#define WM_MENUSELECT                   0x011F

パラメーター

wParam

下位ワードは、メニュー項目またはサブメニューのインデックスを指定します。 選択した項目がコマンド項目の場合、このパラメーターにはメニュー項目の識別子が含まれます。 選択した項目でドロップダウン メニューまたはサブメニューを開く場合、このパラメーターにはメイン メニューのドロップダウン メニューまたはサブメニューのインデックスが含まれており、lParam パラメーターにはメイン (クリックされた) メニューへのハンドルが含まれています。ドロップダウン メニューまたはサブメニューへのメニュー ハンドルを取得するには、GetSubMenu 関数を使用します。

上位ワードは、1 つ以上のメニュー フラグを指定します。 このパラメーターには、次の値のいずれかを指定できます。

Value 意味
MF_BITMAP
0x00000004L
 項目にビットマップが表示されます。
MF_CHECKED
0x00000008L
 項目がチェックされます。
MF_DISABLED
0x00000002L
 項目が無効です。
MF_GRAYED
0x00000001L
 項目は灰色で表示されます。
MF_HILITE
0x00000080L
 項目が強調表示されます。
MF_MOUSESELECT
0x00008000L
 項目はマウスで選択されます。
MF_OWNERDRAW
0x00000100L
 項目はオーナー描画項目です。
MF_POPUP
0x00000010L
 項目によってドロップダウン メニューまたはサブメニューが開きます。
MF_SYSMENU
0x00002000L
 項目はウィンドウ メニューに含まれます。 lParam パラメーターには、メッセージに関連付けられているメニューへのハンドルが含まれます。

lParam

クリックされたメニューへのハンドル。

戻り値

アプリケーションでこのメッセージを処理する場合は、0 を返す必要があります。

解説

wParam の上位ワードに 0xFFFF が含まれており、lParam パラメーターに NULL が含まれている場合、システムはメニューを終了します。

この値は (UINT) HIWORD(wParam) として指定されているため、wParam の上位ワードには値 1 を使用しないでください。 値が 0xFFFF の場合、UINT へのキャストにより、1 ではな く0x0000FFFF として扱われます。

要件

要件 Value
サポートされている最小のクライアント
 Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
 Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー
Winuser.h (Windows.h を含む)

関連項目

リファレンス

GetSubMenu

HIWORD

LOWORD

Conceptual

キーボード アクセラレータ